Aug 23,2022

適切な関連付けにより、パートナーケーパビリティスコアを伸ばす

10 月 3 日、Microsoft Cloud Partner Program が正式に開始され、パートナー様には新たな特典がもたらされ、クラウドに新たな焦点が当てられることになります。この進化の一環として、マイクロソフトの市場展開に沿った6つのソリューション分野において、Microsoft Cloud を軸としたソリューションパートナー認定を導入します。 Business Applications、Data &AI (Azure)、Infrastructure (Azure)、Digital & App Innovation (Azure)、Modern Work、 Securityです。また、ソリューションパートナー認定にあわせた新しいパートナー様特典、ソリューションパートナーの認定に加えてSpecializationを取得したパートナー様へのインクリメンタル特典、および両認定に対する新しい認定バッジも導入しています。

ソリューションパートナー認定を受けようとするパートナー様にとって、パートナーケーパビリティスコアは重要なポイントです。パートナー様は、Customer Success、Skilling、Performanceの各サブカテゴリでポイントを獲得し、70ポイント以上を獲得する必要があります。獲得したポイントを確実に受け取るためには、適切な関連付け設定をすることが重要です。パートナー様の関連付けにより、マイクロソフトが貴社の業務を可視化できるのです。パートナー様の関連付けは、ソリューションパートナー認定の取得におけるポイントの認定および計算を行う唯一のメカニズムです。これらの関連付けがない場合、パートナーケーパビリティスコアのポイントは認識されません。以下に関連付けをまとめましたので、ご覧ください。なお詳しくは、Partner associations playbookをご覧ください。

顧客関連付け

Claiming Partner of Record (CPOR) この関連付けは、パートナー様の請求に基づいて、パートナー様を顧客のテナントとワークロードに結び付けます。パートナー様は、Partner Centerを通してワークロード レベルで請求を提出し、請求はマイクロソフトと顧客によって検証されます。CPORは、Microsoft 365およびDynamics 365に適用されます。 

Partner Admin Link (PAL) PAL  PALを使用すると、パートナー様は顧客の代理としてAzureおよびBusiness Applicationsサービス(Power PlatformおよびCustomer Insights)の管理、設定、サポートを行う際に、MPN IDとサービス提供に使用するクレジットを関連付けることができます。PALの特徴として、同じ顧客エンゲージメントに対して、異なるパートナー様が認定を受けることができます。パートナー様は同じワークロードに関連付けることができ、どちらも「クレジット」を得ることができます。

Digital Partner of Record (DPOR)  DPOR は、顧客がMicrosoft Cloud サブスクリプションにサービス パートナー様を追加するためのオンライン機能で、顧客は、サービス ポータルサイトを通じてパートナー様のMPN IDをサブスクリプションに追加します。DPORは、Microsoft 365、Dynamics 365、およびAzureに適用されます。 

Cloud Solution Provider (CSP)  パートナー様がCloud Solution Providerプログラムを通じて販売する場合、CSP関連付けタイプが自動的に適用されます。

顧客関連付けとソリューションパートナー認定の対応表 

認定プロフェッショナル資格

顧客企業のデジタル変革が進む中、最新テクノロジに精通したパートナー様の存在は非常に重要です。認定プロフェッショナルは、必要な技術スキルをもたらすだけでなく、関連する技術認定を取得したITプロフェッショナルは、革新と学習を推進する「成長マインド」を仕事にもたらすという調査結果も出ています。

マイクロソフトと潜在的な顧客に貴社の資格を伝えるために、すべてのパートナー様は、従業員が保有する関連資格が貴社のプロファイルにリンクされていることを確認してください(そしてこれは、新しい従業員をオンボードする際の重要なアクションでもあります)。認定資格を持つ従業員は、Partner Center管理者がPartner Centerアカウントに追加し、関連付けられた従業員はPartner Centerにログインして関連付けプロセスを完了させる必要があります。従業員が関連付けされると、彼らの認定資格が貴社に適用されます。

マイクロソフトの認定資格は、個人の学習アカウントに関連付けられ、会社が変わっても、そのスキルと認定資格は引き継がれます。

現在から10月3日までの間に、すべてのパートナー様は以下の3ステップを踏んで、適切な関連付けが設定されているか確認いただくようお願いいたします。

  1. 取得を希望するソリューションパートナー認定の要件を確認する。
  2. 適切なパートナー関連付けが設定されていることを確認する。
  3. 組織内の個人が取得した認定資格を Partner Center の貴社アカウントと関連付ける。

どの関連付けが適切か、また パートナーケーパビリティスコアを最大化するためのその他のステップについての詳細は、現在公開されている  partner associations playbookを参照してください。Microsoft Cloud Partner Program への完全移行に伴い、パートナーチャネルを通じてビジネスの成長を促進するための情報やリソースを引き続き提供していきます。

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