水は生命に欠かせないもので、人は水に頼って生活を維持しています。その基本的なニーズが、人間社会の発展を形成してきたのです。コロンブス以前の時代から古代、そして NASA に至るまで、探検家らは「水に従え」をモットーとして生活し、人類文明が発展する新たな機会を求め、模索し続けてきました。

地表の 70% は水で覆われていて、水は豊富にありますが、そのうち 97% は海にあって塩分が含まれ、飲むことも農作物に使うこともできません。世界の淡水は均等に配分されておらず、誰もが平等に入手できるわけでもありません。人が住んでいない場所に不均等に存在しているのです。そして人類の文明が発展した結果、世界的に利用可能な淡水の供給は毎年 4 兆 3000 億立方メートル分も枯渇する状況に陥っており、しかもその水の大部分は農業や工業用として利用されているのです。

この状況は変えなくてはなりません。マイクロソフトが今回、2030 年までに直接的な業務として水の補給量増加に取り組むという意欲的な声明を発表するのもそのためです。マイクロソフトは、水の消費について 2 つの取り組みを進めます。ひとつは水の使用量を削減することで、業務で使用するエネルギーのメガワットあたりの水の使用量を減らします。そしてもうひとつは、マイクロソフトが事業展開するエリアの中で、水ストレス (水需給に関する逼迫の程度) の高い地域に水を補給することです。これによりマイクロソフトは、2030 年までにグローバルで消費する水量以上の水を補給することになります。

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