オリンピックや世界選手権で常にメダル獲得を求められる全日本柔道連盟では、1970 年代から科学研究部を設立し、科学やデータを用いた強化を行うことで、フィジカル面で強い外国人選手とも戦えるようにしてきました。2016 年のリオデジャネイロ オリンピックでは、Microsoft Azure をプラットフォームに活用したクラウド型映像分析システム D2I-JUDO*を開発し、 Microsoft Surface Pro と組み合わせて対戦相手の分析データや映像を確認することで選手強化に役立て、メダル獲得に貢献しました。その後、 道場での練習時にも大画面ディスプレイで D2I-JUDO を操作できないかと考え、直感的な操作ができ、見たい映像やデータをその場で見ることが可能な Surface Hub を導入。これにより、選手やコーチが主体的に分析し、その場ですぐ練習に役立てることが可能となりました。

対戦相手を分析してフィードバックできる D2I-JUDO を開発し、Surface Book を活用

全日本柔道連盟では、90 年代から試合の動画を選手の強化に役立ててきました。2000 年ごろにはどこからでも動画を見られるようサーバーを配置し、2007 年には各国の対戦相手の情報を Web サイトで見られるようにしました。しかし、「当時はまだスマートフォンが普及していなかったので、これらのデータや映像は PC を持っている人しか見ることができませんでした。2012 年のロンドン オリンピックまではあまり活用されていなかったというのが実情です」と、公益財団法人 全日本柔道連盟 科学研究部の石井 孝法 氏は話します。

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