創業から 127 年の歴史を誇る田中科学機器製作株式会社は、中国に拠点を構えるほか、世界 30 か国に販売代理店を展開。売上の 70% 以上を海外市場から得ているこのビジネスを少人数の本社スタッフで支える中で、資材の在庫管理など、さまざまな業務において社員の能力に依存する ”属人化” が進みました。しかし、“属人化” が進むと、離職や定年退職という雇用のライフサイクルを乗り越えて業務を継承していくことが困難になります。この課題を解決し、業務承継を確実に支えられる環境を 10 年以上にわたって模索してきた同社が、たどり着いた解決策が、中小企業向けに設計された包括的なビジネス管理クラウド ソリューション「Dynamics 365 Business Central」でした。

田中科学機器製作は、ファブレス経営によって石油・石油化学分野における自動試験器や分析機器などを製造・販売しているメーカーです。1892 年 (明治25年) に創業し、日本における石油ビジネスと共に歩んできた同社は、出光興産の創業者・出光佐三をモデルとしたとされる映画『海賊と呼ばれた男』にも技術協力として参加。当時の石油検査機器の再現協力 (模型) と、当時の検査方法の所作のアドバイスを行っています。

田中科学機器製作は、その長い歴史の中で理化学機器の商社から石油試験器のメーカーへと変遷。現在では中国に現地法人・上海田中科学儀器有限公司を構えるほか、世界30 か国に代理店を設定して、70 か国以上に輸出および現地でのメンテナンスまで行える体制を整えるまでに至っています。縮小が続く日本国内の石油精製業界に合わせて輸出を拡大してきた同社の売上は、今ではその 70% 以上が海外市場から得られています。

続きはこちら