こんにちは 。クラウド ビジネス相談センターの大久保です 。

クラウド ビジネス相談センターは 、MPN パートナー様のクラウド ビジネス推進を支援する窓口です 。毎日たくさんのパートナー様から 、さまざまなご相談をいただいています 。

「そこが知りたい !シリーズ」では 、クラウド ビジネス相談センター (クラ相) に寄せられるパートナー様のリアルなご相談をもとに 、今パートナー様が知りたい内容をお届けしてまいります 。

皆様 、web アプリケーション作るとき 、ビジネス ロジックはどう建てつけていますか ?

画面の UI を構成する部分と 、データの読み書きやいろんな処理を実行するビジネス ロジック部分を分けて構成し 、web サービス化して複数の呼び出し元 ( ブラウザ 、専用アプリ 、異なるアプリなど ) から利用できるように設計しますよね 。

また 、たいていの場合 、共通化された便利なコードというのは誰にとっても価値があるわけで 、必要な処理がもし API として公開されていたら 、場合によっては有償でも利用しますよね 。 画像処理や言語解析の API 等 、最近は結構一般的になっています 。

もし皆様が 、汎用性が高くて誰からも必要とされて信頼性も性能も高いweb サービスを開発されたら 、これを API として公開することで大きなビジネス チャンスになるかもしれません !

前置きが長くなりましたが、今回のエントリは web API をサービスとして公開するビジネスを考えている方にこそ読んでいただきたい内容です!
(API をサービスとして広く公開したい場合、もちろん私たちとしてはぜひ Azure でホストしてもらいたいですが…)

ご存知の通り 、Azure ではデータセンターから出ていく通信が課金対象です 。

もし Azure データセンターの外から呼び出されたAPI になんらかの結果を返すと、その返す通信が課金対象になります。
API を設計するときには通信量をなるべく抑えるよう設計するのが基本ではありますが、多くのアクセスがある場合など、利用状況によっては通信量がかさみ、それによって Azure で課金される通信料金が高額になるリスクがあります。

サービスを公開すれば世界中のすべての環境から利用できるため 、通信料 ( という名の Azure コスト ) が増えれば増えるだけサービス利用料に転嫁しなければならず 、価格が上がっちゃうじゃないか !!ということにもなりかねません 。

しかし !API Management なら !

API の呼び出しおよび応答に伴うデータ転送にかかる費用はインスタンス料金に含まれており 、別途「帯域幅」として課金されることはありません 。 (Developer 、Basic 、Standard 、Premium プラン )

TITLE : API Management プラン
URL : https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/api-management/plans/

コストがほぼ定額に収まるため 、ビジネスとして検討しやすくなりますし 、運用開始後も安心して公開し続けることができると思います 。

やっとここで名前が出てきました API Management とは、既存のバックエンドのサービスに対して一貫性のある最新の API ゲートウェイを迅速に作成できるサービスです。
API の提供だけでなく、Azure Portal を使用した API の管理やパッケージ化、利用状況の分析が可能です。 また、開発者ポータルでは API のドキュメントを閲覧したり、API をテストしたりすることもできます。

TITLE : API Management について
URL : https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/api-management/api-management-key-concepts

なお、API Management は単なるゲートウェイで、API の本体である web サービスは別途ホストする必要があります。 その際は、API Management インスタンスを配置した Azure データセンターと同じ場所に web サービスを立てるようにしてください。
API Management インスタンスとバックエンド サービスとの通信については、上記で案内した無料の範囲に含まれませんのでご注意ください。

実は 、ここまでは「API をホストする側」の立場でお話をしましたが 、API を利用する側が API Management インスタンスがある Azure データセンターと同じデータセンターから呼び出せば 、呼ぶ側のデータ転送料金もかかりません 。 (データセンターから通信が出ないため)

Azure 上から呼び出すことが前提の利用者様に、同じデータセンターにある API Management インスタンスを利用してもらえるよう、東日本と西日本に同じ内容の API をホストするのもアリかもしれませんね!
バックエンド サービスも両方に配置する必要があるので、管理の手間は増えますが…

 

参考になりましたか ?

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