クラウドという言葉が世に浸透してから多くの年月が経ちました。総務省は平成 30 年度版の「情報通信白書」で、クラウド サービスを一部でも利用している企業の割合が 2017 年に半数を超えたことを報告。さらに、IDC による「国内パブリッククラウドサービス市場予測 (2019) 」では、2018 年のパブリック クラウドの市場規模が、2017年と比較しても前年比 27.2% で拡大していることが示されています。

これから先、オンプレミスを主としてきた従来型 IT の多くがクラウドへと移されていくでしょう。また、先駆的にクラウド化を進めてきた企業にとっては、クラウド ネイティブの思考をもって旧クラウドを見直す時期に差し掛かっていると言えます。世界をフィールドにして事業を展開するコニカミノルタは、正にこれを進めている先駆的企業です。

同社は 2018 年、国産クラウドの下で 5 年来運用を続けてきた SAP ERP を含むアジア地域の販売管理システムを対象に、Microsoft Azure ( 以下、Azure) へのリプレースを実施。包括ライセンスを備えコスト面で高い競争力を持つ Azure を選択し、クラウド移行と同時に IDS、IPS といったセキュリティ製品の新規導入も進めることで、セキュリティを従来以上の水準へ引き上げながら、クラウドの肝たるスケーラビリティも飛躍的に高めています。同取り組みでは Azure Site Recovery を利用することにより、わずか1 日足らずで 80 インスタンス規模の環境を移すことに成功しています。

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